「食 材 野 草」23 ガマズミ

がまずみ酒


がまずみ酒の材料


がまずみ(別名ようぞめ)は里山の雑木林で見かける落葉低木です。初夏には小さな白い花が

こんもりと咲きます。秋になると赤い実がつきます。仲間のコバノガマズミ、深山ガマズミな

どでもつくることができます。色合いと味がよく、健康酒としておすすめの果実酒です。

がまずみ酒のつくり方
 
1)準備するもの
            ホワイトリカー              1000リットル
            氷砂糖またはグラニュー糖     200-300グラム
            がまずみの実                300グラム 
2)つくり方
  @ややかための果実が混じるものを採取してさっと水洗いする。傷んでいる果実は取り除く。
  A水洗いの後はザルなどに広げて水気を取る。ペーパータオルなどでしっかりと水分を取るのがよい。
  B水気を取ったらビンに入れる。
 C氷砂糖またはグラニュー糖を入れる。少なくて100g、多くても500gを限度とする。
  Dホワイトリカー1リットルを靜かに注ぐ。
  E冷暗所に保存する。2-3か月で飲めるが、半年以上置くと色、味ともによくなる。

註 果実が完熟したものの場合は、レモンのスライスを2-3枚入れるとよい。    
    保存が1年を過ぎると色合いが悪くなります。できればこれまでに飲まれるとよいです。

 

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